川かわごえ越 健たけお生さん理工学研究科都市人間環境学専攻宮崎大宮高等学校岡おかだ田 真まみ美さん法学部 法律学科高志中等教育学校新潟県庁東京都庁(土木)20公務員をめざそう内定者の声公務員を目指した理由 私が公務員を目指した理由は業務内容の幅広さと広く社会全体に影響を与えることができる仕事に魅力を感じたからです。大学2、3年生の時に民間企業のインターンシップに参加し、エンタメ業界や金融業界などの仕事を知る機会がありました。どちらにも違った魅力ややりがいを感じた一方で提供できるサービスが限定的だと感じました。同じ頃、所属するゼミで地方公共団体の方から地域課題や地方創生のために行っている取り組みを学ぶ機会があり、公務員の仕事の幅広さに魅力を感じ、また地方創生に携わることのできる公務員になりたいと考えるようになりました。勉強方法 大学3年の4月頃から予備校に通い、年内は授業を受けて授業範囲の問題をテキストで復習する流れを繰り返していました。また、数的処理に苦手意識があったので毎日必ず1問解くことを徹底していました。公務員試験は科目数が多いので年明けからは1週間の勉強スケジュールを立てて必要な科目を全て満遍なくこなすようにしていました。その際に間違公務員を目指した理由 私は、民間の就職活動も行っており、進路について悩んでいました。そういった中で、説明会に参加し、民間だけではカバーできない事業があることを知りました。そして、私が将来行いたい仕事として、多くの人の生活を支え、より豊かな暮らしに貢献する職に就きたいと思い公務員を目指しました。その中で、住民に近い位置で働きたい、全国に先駆けた新しい取り組みに挑戦し、日本を牽引する存在になりたいという思いがあり東京都庁を志望しました。勉強方法 私は、理工学部の公務員講座の受講や学外のオンラインの公務員講座を利用していました。今年度は、対面で会うことが難しく、他の人がどれ位、頑張っているのか、自分が、今どれ位のレベルなのか知る機会が少なくモチベーションを保ちづらい状況でした。その中で、学部の公務員講座への参加は、他の公務員を目指す人と関われる機会であり、自分も頑張らないといけないと思える貴重な場になりました。 また、私は、大学院生であり公務員勉強以外にも、研究を行う時間を確保しなければなりませんでした。そのため、オンラインの公務員講座は、空いた時間や電車等の移動時間に閲覧することができ決まった時間を確保することが難しい私でも無理なく勉強をこなすことができました。中央大学の利点 私が感じた中央大学の利点は、3つあります。 1つ目は、公務員講座が開設されていることです。公務員勉強は、個人でもできますがモチベーションを保ちづらく、また自分がどのレベルなのか把握しづらいと思います。そこで、学内の講座を利用することで他の公務員を目えた問題には印を付けていたので、直前期にはその印を潰していくイメージで何回も繰り返し解くように意識していました。また論文や面接対策のために毎日ニュースや新聞に目を通し、特に地元の時事ネタにも対応できるように地元の新聞もネット購読し、ノートにまとめて知識を使えるようにしていました。中央大学の利点 1つ目の利点は勉強に集中できる環境が整っていることです。私は家で勉強することが苦手だったので直前期は毎日図書館に通っていました。図書館には公務員を目指して勉強している人が沢山いるので「負けていられないな!」とモチベーションを高めることもできました。2つ目の利点は相談できる環境が整っていることです。キャリアセンターでは受験先に合わせた模擬面接や面接カードの添削を受けられるのでとても心強かったです。その結果、二次試験に自信をもって臨むことができました。 以上のように中央大学は公務員を目指す学生にとって最高の環境が整っていると感じました。後輩へのメッセージ 公務員試験は長期戦です。民間企業の就職活動が終わる頃にようやく公務員試験はスタートするため周りと比べて焦りを感じたり、勉強が身に着いているのか不安を感じるなど苦しい場面が沢山あると思います。しかし、周りと比べて落ち込むのではなく自分が日々やるべきことを着実にこなすことが本番での自信に繋がると思います。無理をしすぎずしっかりご飯を食べて睡眠をとって自分のペースで頑張ってください!応援しています!指す仲間と関りを持ち、対策を行うことができると思います。 2つ目は、支援が充実していることです。公務員試験には、面接試験もあり、その対策を私は、中央大学のキャリアセンターで行ってもらいました。キャリアセンターの方々には、自己PR等を書いた面接シートの添削や模擬面接を行っていただき、面接本番も自信をもって臨むことができました。 3つ目は、公務員の先輩方が多いということです。中央大学では、面接試験前に都庁の先輩方が来てくださり模擬面接をやっていただく機会があります。そういった現場にいる先輩方に指導していただく機会に参加できるのは、他では得られない貴重な経験だと感じました。後輩へのメッセージ 私は、民間への就職活動や研究も行いながら公務員試験対策を行い、忙しく大変な状況でした。私個人だけの力では、何処かで疲れ果てていたと思いますが、キャリアセンターの方等に支援していただきながら乗り越えることができました。就職活動は、他の人に頼ることも必要だと思います。そのための支援が大学には準備されているので、そういったものを利用し、後悔のない将来の選択をしてもらいたいと思います。
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