2022年度版「公務員をめざそう」
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植うえたけ竹 史ふみお雄さん法学部 法律学科巣鴨高等学校星ほしの野 成なるみ美さん理工学研究科都市人間環境学専攻多摩高等学校16公務員をめざそう公務員を目指した理由 日本で毎年のように発生している自然災害をテレビ越しに目の当たりにし、自然災害から多くの人命と国の財産を守りたいと思うようになりました。一方で、都市部の河川でよく見られるコンクリート護岸のような防災に特化した構造物は、人々と自然との距離を遠ざけているように感じるため、自然と調和し、地域の歴史や文化が感じられる国土づくりが必要だと考えています。環境に優しくかつ災害に強い国づくりを進めるために、より大きなフィールドで社会貢献ができる国家公務員・国土交通省を目指すようになりました。勉強方法 学生主体で運営されている理工学部の公務員講座を活用し、過去問演習を中心に勉強しました。具体的には、10年間分の問題からランダムで選び、制限時間を設けて解くというサイクルを毎日繰り返しました。また、講座にて学生同士で教え合うことで、一つの問題に対しても様々な解き方を学ぶことができ、幅広い知見が求められる試験問題にも対処できるようになりました。特に自分の得意な科目は、10年間分の過去問を全て解公務員を目指した理由 もともと社会課題の解決を通じ、人々の生活向上に貢献したいという思いがありました。そのためには、「今」困難を抱えている人を救うだけでなく、「将来」同じような人が生まれることがないように社会構造を変えていきたいと考え、国家公務員を志望しました。また、大学の授業で行政学や公共政策学を学ぶ中で行政の視点から社会を見る面白さに気付いたこと、学外で政策立案コンテストの運営に携わったことも国家公務員を目指す後押しになりました。経済社会構造が急速に変化する中、限られた資源で成果を最大化するためには効果的・効率的な行政の実現が期待されます。政策や行政組織がより大きな効果を発揮できるよう、ポスト・コロナにふさわしい行政基盤を構築したいと思います。勉強方法 3年時から予備校に通い、授業よりも速いペースでテキストを進めるようにしました。自分の試験区分は3年生の10月に1次試験があったので、1次試験の突破ラインを把握した上で、自分の得点のイメージの戦略を立て、どのタイミングで何を学習するべきかスケジュールを組みました。合否に直結する数的処理は、予備校のテキストをどんどん解き進めつつ、テスト形式での練習も取り入れながら得点の最大化を目指しました。また、教養試験で出題される知識分野も時間をかけて学習しました。知識分野は科目数が多いですが、地歴など好きな科目を息抜きにメリハリをつけて学習しました。在学中、公務員の勉強以外で力を入れたこと 1年生からは2年生にかけて、政策立案コンテストの運営に携わりました。多文化共生社会の実現をテーマに、企画の中で当事者へのヒアリングやフィールドワークを実施し、社会を立体的に捉えた政策を立案できるよいて出題傾向を考慮し、要点を絞って他の学生にも解説することで、自身の知識の定着に繋がるとともに、試験当日の絶対的な得点源としての自信にもなりました。在学中、公務員の勉強以外で力を入れたこと 私は小学生の時から曲に合わせてフィギュアスケートのように演技をする一輪車競技に取り組んでいて、大学生になってからも週4日程度の練習を地域のクラブチームにて続けています。16年間練習を積み重ねて培った粘り強さは、長期間に及ぶ試験対策において大いに役立ちました。自分の趣味や特技を持つことは、面接試験時に限らず、自己紹介や社会に出た後の自分のアピールポイントになります。また、試験対策や研究活動に追われる日々の良い気分転換にもなったことから、試験勉強はもちろんですが、勉強以外にも関心を向けて取り組んでみると良いと思います。後輩へのメッセージ 今、自分の将来について漠然としている人が多いと思います。私は、公務員だけでなく民間企業にもエントリーしました。多くの方から意見をいただく中でたくさん悩んで迷って、最終的に公務員の道へ進む決断をしました。だからみなさんも、「自分の長所は?本当にやりたいことは?将来の夢は?」と、自分ととことん対話して、自分の道を見つけてください。その際に、研究室やゼミ、様々な分野のプログラム、就職支援のプロであるキャリアセンターを積極的に活用して人との繋がりを広げ、自分の可能性を広げて欲しいと思います。自分で悩みぬいた末の決断ができれば、これでよかったと思える時がきっと来ます!今後のみなさんの活躍を期待しています!う工夫しました。3年生からはディベートのゼミ(@京都)に所属しました。バッググラウンドの異なる方々とのディベートを通じ、ロジックを持って自分自身の意見を発信する力を磨きました。後輩へのメッセージ この冊子を手に取られた方の中には、公務員を目指そうと決めている方もいればそうでない方もいらっしゃると思います。社会課題には、官だけでなく民からアプローチすることも出来ます。様々な選択肢が広がっているからこそ、後輩の皆様には、まず自分が何を大切にしたいか、そして何をやりたいか、深く考えてみてほしいと思います。その過程で自分自身がどこへ向かうべきか迷うこともあるかもしれません。自分の能力が十分なのか不安に思うこともあるでしょう。それでも、皆様が学生生活や社会活動を通じ抱いた興味や関心、何より「社会のために役に立ちたい」という思いはかけがえのないものです。進路を選ぶ際は、自分自身の思いに誠実であってほしいと思います。考え抜いた先で公務員を目指そうと決めてくれたら、1人の先輩としてとても嬉しく思います。皆様のことを心から応援しています。国土交通省(技術系)総務省内定者の声

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