2021年度版「公務員をめざそう」
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金かねこ子 美みき希さん文学部 人文社会学科心理学専攻神奈川県庁新潟南高等学校伊いとう藤 和かずき樹さん文学部 人文社会学科社会学専攻長野県庁屋代高等学校#09#1019公務員をめざそう内定者の声都道府県庁地方公務員■ 公務員を目指した理由 専攻である心理学を勉強する中で、心に問題を抱える人々の背景には家庭の経済状況の悪化やコミュニティの希薄化などの課題があり、専門職だけではカバーしきれない現状があることを知りました。そこで、幅広い側面から人々の生活を支える仕事がしたいと思い、公務員を志望しました。その中でも神奈川県を選択した理由は、3年生の夏にインターンシップに参加し、職場の雰囲気や職員の方々が自身に合っていたことに加え、新しい政策に取り組める環境が整っている印象を受けたからです。地元を離れることに不安もありましたが、応援してくれる家族や友人の支えを胸に、新天地でチャレンジすることを決意しました。■ 勉強方法 筆記試験の対策は、予備校の講座を2年生の冬から受講しました。私は学部で法律や経済関係の勉強をする機会がなく、全ての科目が一からのスタートだったため、基礎固めを重視しました。法律科目や■ 公務員を目指した理由 卒業後の自分の姿を想像したときに、約40年ある社会人人生を、どんな仕事に費やすのが正解なんだろうと漠然と考え始めました。そのことがきっかけとなり、生まれ育った地元に貢献したいと思うように。民間企業でも地域活性化に携われると思いますが、まずは利益優先です。公務員であれば「どうすれば住民の生活を豊かにできるか」を突き詰めることが仕事になるので、その点から公務員になりたいと強く思いました。■ 勉強方法 大学3年の4月から公務員予備校に通い始め、授業を受けた後、数日のうちに復習をするという流れを繰り返していました。それでも公務員試験の科目は多く、解くのも見直しをするのにも時間がかかり、1日1日がとても短く感じます。そんな中で、一番大切なのは計画なのだと感じました。「今日はこの科目とこの科目をこれだけやる」など、1日で確実にできる範囲を正確に決めて、それを長期スパンでも考えてみると、良い習慣になると思います。 私は、民間企業も何社か受けて、公務員と民間就活の両立の大変さを知りました。試験直前期は週7日のうち、6日は公務員の勉強、1日は民間企業の情報収集や志望動機のための自己分析をしていました。公務員と民間それぞれの志望動機を考えるのは大変でしたが、公務員の論文試験や面接で使える知識も得られました。民間の情報収集をすることも、公務員の勉強の息抜きになると思います。■ 公務員試験に向けたモチベーションの保ち方 公務員試験の勉強は長丁場なので、途中で諦めてしまう人もいる数的科目の成績が伸び始めたのは3年生の冬頃だったので、長い目で学習を継続することが重要だと感じました。面接対策はキャリアセンターの模擬面接を中心に行い、職員の方々からのアドバイスを参考にし、併願先の面接で実戦経験を重ねることを重視しました。また、公務員志望の友人同士で自己分析や面接の想定問答に関するゼミをビデオ通話で行い、面接内容のブラッシュアップにも努めました。■ 公務員試験に向けたモチベーションの保ち方 勉強面では、勉強時間はあえて意識せず、毎日手帳に身につけた知識を書きとめ、自身の成長を実感しながら数十分でも良いので学習を継続することを意識しました。メンタル面では、春に公務員として働く姿を想像して自身を奮い立たせたり、一日中好きなことをする日を作り気分転換をしたりしました。特に、今年はコロナ禍の影響で試験の延期が相次ぎ、ゴールが見えない中での就職活動だったので、「公務員になりたい」というモチベーションが途切れないよう心がけました。■ 後輩へのメッセージ 前例のないコロナ禍の中での公務員試験を前に、後輩の皆様が抱える不安は計り知れないものだと思います。「模試の点数が周りより低い」、「友人はもう内定がある」、「先輩は民間企業も併願していた」等、周囲の状況を把握することは大切です。しかし、自身と比較して優劣を決める必要はありません。就職はゴールではなく、社会人としてのスタートです。今後の人生を大きく左右する節目になるので、「公務員になりたい」という思いを持ち続け、後悔のないよう全力を尽くしてください!と思います。私は勉強が嫌になった時は、合格後の自分を想像するようにしていました。そうするとやる気が上がり、どこにも受からない姿を想像すると焦って頑張れました。毎日同じ時間に起き、決まった時間から勉強を始め、決まった時間まで勉強し、夜寝る前の1時間は趣味にあてるなど、オンオフの切り替えをきっちりするようにしていました。私の場合は、アルバイトも良い息抜きになりました。■ 中央大学の利点 公務員を目指している人が多くいることです。長期休みには、ほとんど毎日図書館で勉強をしていたのですが、周りを見渡すと毎日似た顔ぶれが並んでいて、集中力が切れそうな時には「あの人もまだやっているんだから、頑張らなきゃ」とモチベーションを保つ方法の一つになっていたと思います。 また、キャリアセンターには様々な行政機関・地方自治体の資料や中大OBの体験記が揃っているので、情報の取捨選択をするのに役立ちました。面接対策もしてくださり、インターン先との架け橋にもなってくれるので、使わない選択肢はないです!

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